寄贈
【形見分けの時期と寄贈について】
形見分けの時期はいつでもいいという訳ではなく、
マナーとして仏式で四十九日の忌明けにするのが基本になっています。
神式では五十日際の頃にしましょう。
キリスト教では、基本的に形見分けという習慣はないのですが、
日本の習慣では一週間後か一ヶ月後の召天記念日にする事が多いらしいです。
衣類などの物は形見分けと違って、寄贈する方が多いようです。
もし形見分けができなくても、着る事のできる服に関しては、福祉施設に寄贈してもいいようです。
役所の福祉課に相談すると、故人の年齢に合った寄贈先を紹介してくれます。
あげる物だとしても適当にしていてはダメですよね。
寄贈のマナーとして、キレイに洗う・ボタンなどが外れていないかのチェック、
もし外れていたら付け直しましょう。
面倒に感じるかもしれませんが、こういった所をしっかりとしている事で、
気持ちもスッキリするんじゃないでしょうか?
【形見分け】
葬儀が終わった後、遺品を整理すると故人が愛用していた物が出てきます。
形見分けとは、故人が愛用していた物を、近親者や親しかった人に記念として贈る事です。
しかし、贈る時に誰に贈るか迷いますよね・・・。
準備の良い方は、事前に遺言に書いてあって、誰に贈るか分かります。
一般的には、目上の方には贈りません。これがマナーとなっています。
しかし、当人からの申し出があった場合は別になります。
基本的に、日常で愛用していたものを、故人の遺志をくんだ、
それぞれの人に相応しいものを贈った方がいいでしょう。
渡し方としては、包装など凝る事はなくそのまま渡してもいいようです。
その時は、形見の品の来歴なんかを添えると良いですね。
形見分けの物は、相手が喜んでくれて、実際に愛用できる物が良いというのが基本になります。
なので、住所録や日記をあげるのはタブーになります。
「欲しい」と言われても渡してはなりません。
あと、高価な物も形見分けから外してください。
おまけに高価なもの、貴金属類や書画骨董となると贈与税の対象になってしまいますので、注意してください。
最期に形見分けをする時は、差し上げる前、受け取ってもらえるのか聞いておく事も大切なマナーの一つです。
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